勉強会およびイベント等のご案内

「地域財(人・材)を活用した 健康・省エネ住宅推進」による 県民の健康増進と地域活性化を考える 山口セミナー(第2回)

日時:
平成23年10月9日(日)

場所:
〒754-0893
山口県山口市秋穂二島1062
山口県セミナーパーク セミナールーム

TEL:
083-987-1410

~プログラム~

第1講義
「諸外国の住宅における健康との関係調査と健康省エネ住宅の実際」
近畿大学 建築学部 学部長 岩前 篤 氏

第2講義
「住宅の断熱と健康調査の実際(全国の現地調査から)」
株式会社エクセルシャノン 経営企画室 担当部長 齋藤 彰彦 氏

パネルディスカッション
「山口県の医師・建築関係者・生活者が日本の住宅を変える」

≪パネリスト≫
林野庁 林政部木材産業課 課長補佐 赤羽 元 氏
全国消費者団体連絡会 事務局長 阿南 久 氏
株式会社安成工務店 代表取締役 安成信次 氏
近畿大学建築学部 学部長 岩前篤 氏
大阪大学大学院 医学系研究科 講師 中山邦夫 氏
NPO シックハウスを考える会 理事長 上原裕之 氏

※このセミナーは地球環境基金の助成を受けて開催しております。


主催:NPO法人 シックハウスを考える会 

講師紹介

講師 経歴
阿南久 全国消費者団体連絡会 事務局長
日本生活協同組合連合会理事(2001.6~2007.6)
消費者庁参与
内閣府「食品安全委員会」専門調査会委員  原子力委員会「新大綱策定会議」専門委員
厚生労働省「薬事・食品衛生審議会」委員  農水省「食料・農業・農村政策審議会」委員
国交省関東運輸局「関東交通審議会」委員  環境省「特定調達品目検討会」委員
出産後、盛況への加入と同時に生協の消費者活動に参加。以来、食の安全、消費者の権利確立に関わるさまざまな取り組みを先頭に立って推進している。
安成信次 株式会社安成工務店 代表取締役
林野庁 「林政審議会」 委員
日本セルロースファイバー断熱施工協会 理事長  九州木の家づくり協同組合 理事長
山口県ビルダーズネットワーク 会長
山口県にて平成元年から、太陽熱を利用した環境共生住宅(パッシブソーラー)を手掛け、平成8年より、山と連携した「木の家」づくりを始める。現在では、健康・快適・安全をテーマに自然素材型住宅で且つ省エネルギーな注文住宅を年間120棟レベルで供給している。住宅性能表示や長期優良住宅を全棟標準で行うと共に、自立循環型住宅設計ガイドラインをベースに年間一次消費エネルギーを40~50GJに抑えた家づくりを行っている。
岩前篤 近畿大学建築学部 学部長
国土交通省健康維持増進住宅研究会委員
中山邦夫 大阪大学大学院 医学系研究科社会環境医学講座 環境医学 講師
ライフスタイル医学を通して、社会における健康に関しての調査・解析に取り組みを深めている。
現在は、重要なライフスタイルの因子である睡眠と種々の健康指標との関連性、認知症の方におけるける睡眠・活動の関連性、シックハウス症候群におけるライフスタイル・住まい方との関連性の解明に取り組んでいる。
斉藤彰彦 株式会社エクセルシャノン 経営企画室担当部長
経済産業省・総合資源エネルギー調査会審議委員
環境省エココンソーシアム 省エネセミナー講師
「住宅健康読本」の編纂  「家を建てる前に読む本」の編纂
全国の住宅の調査を通じ、住宅の断熱不足による温度差が如何に高齢者を中心とした体の弱い人たちに問題を与えているかを実感。全国でセミナーを開催するとともに、地元山口で高齢の両親のために健康的な家をプレゼント。
上原裕之 NPO法人シックハウスを考える会理事長   健康省エネ住宅推進国民会議 議長
大阪府環境賞 奨励賞  兵庫県生涯研修講師団講師    内閣府 人生の達人
住宅づくりのためのシックハウス対策ノート 編集委員(国土交通省)
社会貢献支援財団 社会貢献表彰   朝日新聞 「人」紹介 その他
1993年自ら建てた自宅兼診療所で「目がしみる」「気分が悪くなる」という症状が起き、保健所、総合病院でもわからなかった原因を住宅の化学物質と特定。「シックハウス症候群」と命名(後に保険病名)、シックハウスを考える会を立ち上げて17年間日本の住宅の健康性能を高めるために奔走。2003年には建築基準法改正で化学物質は規制されたが、住宅の断熱不足による冬場の高齢者の死亡率や病気、介護の可能性、子供に与える影響の対策は海外の先進国でも劣っている点を改善するため、一線の医師、建築、材料等の学者、企業の技術者、消費者団体等の皆さんと「健康・省エネ住宅推進国民会議」を設立。

※敬称略