医療福祉・建築連携推進活動における「健康支援ビルダー/プランナー エキスパート」 養成講習のご案内

国土交通省「スマートウエルネス住宅等推進事業調査」の成果、WHO(世界保健機関)「住まいと健康に関するガイドライン」など、寒さ・暑さ対策の必要性が数々のエビデンスをベースに認識されはじめています。
これら健康と住まいの知見と断熱改修を主とする建築技術を社会に実装することが健康長寿社会には不可欠です。
しかし、一般消費者にその必要性を建築関係者やメーカーが訴えても、なかなか行動には結びつかないのが現実です。
そこで健康・省エネ住宅を推進する国民会議では、医療関係者と建築関係者を中心とした「医療福祉・建築連携」を構築し、住まい環境と健康の関連性の周知や地域包括ケアシステムへの建築専門家の参加支援を、全国様々な地域においてモデル的に展開を開始しようとしています。

皆さん!医療関係者が患者さんや知人に、「健康な生活を送るには住まいの断熱改修や室内温熱環境を意識した住まい方が必要です。その相談にのってくれる建築関係者を紹介します」と言っていただき、皆さんを紹介することができればどんなに心強いことでしょう。そんな仕組みを国民会議は考えています。

しかし、既に活動に参加して頂いている医療関係者の皆さんからは、「自分の大切でセンシティブな患者さんに紹介するには、安心して紹介できる建築関係者であることが必須です。信頼できる建築関係者だけが参加できる仕組みをお願いします」という要望を頂いております。
それを受け、国民会議は、建築のみならず健康に関する知識も合わせ持ち、医療関係者が安心して連携できる活動を進めており、その一環として建築関係者の養成を行うべく、この「健康支援ビルダー/プランナー エキスパート」養成講習を企画しました。
この活動では、養成講習修了者で連携活動を希望する方には、「エキスパート登録者」になって頂き、近隣の連携活動の紹介や他の地域での活動内容の共有、追加研修の実施等を行っていきます。

今後の医療福祉の専門家との連携を考えた活動に参加してみたいと思う方はぜひこの講習を受講して頂き、一緒に活動し連携が加速していくことを期待しています。


“健康支援” の言葉に込めた想いをお伝えします。
【動画】「健康支援ビルダー エキスパートへの期待」はこちら

2021年12月吉日
一般社団法人 健康・省エネ住宅を推進する国民会議
理事長 上原 裕之

「健康支援ビルダー/プランナー エキスパート」養成講習 応募要領・カリキュラムはこちら

【申し込み必要書類】下記よりダウンロードいただき、➀➁➂セットでご提出ください