わかりやすい!健康省エネ住宅とは-03
健康に配慮がない寒い住宅とは
古い住宅では、寒い時期にどこからともなく冷たい空気が流れてくるのを感じた経験があると思います。 これは、今と比べて古い住宅は隙間が多くかつ断熱が弱いからです。
最近でこそ「高気密・高断熱」を謳う住宅が増えていますが、古い住宅では、住宅全体でものによっては畳一畳分もの隙間があることもあり、隙間風を感じることにつながります。 また、断熱材が貧弱だったり、まったく入っていなかったりする無断熱住宅もあります。
断熱が弱いと少々暖房したところで熱がどんどん逃げていきますし、暖房の温風と断熱が弱い部分との温度差により空気の流れが発生し、冷たい風を感じることになります。
また、石油やガス等室内で燃焼させる暖房器具は使用するだけで、水蒸気を多く発生させたり部屋の空気を汚し水蒸気を発生させ結露の発生につながっています。