わかりやすい!健康省エネ住宅とは-06
ヒートショックによる影響
断熱が貧弱だと、冬には室内から外へと熱が大量に逃げていくため住宅内に温度差が発生しやすくなります。
その結果、常に人がおらず暖房をしていない部屋(起床時の居間、冬のトイレ、浴室など)や廊下の室温はとても低くなります。
大きな温度差のある部屋を行き来すれば、血圧の急変動が起こります。
これが「ヒートショック」です。
いわゆる「入浴死」もヒートショックによる血圧変動が影響しているといわれており、年間1万を超える方が亡くなっています。
亡くならないまでも、脳血管疾患等による後遺症で介護が必要となるケースがあります。