わかりやすい!健康省エネ住宅とは-07
住宅内の「寒さ」「温度差」の改善について
「寒さ」や「温度差」の観点から健康リスクがある住宅は、断熱に問題があります。
どの部分の断熱に問題があるかは断熱知識のある人にみてもらうとわかります。
例えば、壁の断熱材が薄い(または無い)、窓ガラスがシングルガラス、床に断熱材が無いなど、様々なケースが考えられます。
他にも建具の廻りに隙間があり、そこから熱が逃げているケースもあります。
対策として暖房器具を強化することが考えられますが、熱がどんどん逃げる状態で「温度差」まで解消するためには、暖房器具の配置や数量を十分に検討する必要があります。
また、熱がどんどん逃げている状態ですので、エネルギー効率は悪く暖房費用もかさみます。
「温度差」を解消し、エネルギー(暖房費)の無駄を省くためにも、断熱強化が必要です。
「寒さ」「温度差」の改善のための効果的な対策は、住宅個々で異なります。まずは、ご自宅などの状況”断熱”(壁・床・天井・窓等)をチェックしてみてはいかがでしょうか。