勉強会およびイベント等のご案内

3月6日(水)13:30~16:00 建築・建材展2013セミナーを開催します

「医学・建築連携による日本の長寿社会にふさわしい住宅の普及を考える ~住宅と健康の関係のエビデンスをもとに政策を進めるイギリスを参考に~」


会場:東京ビッグサイト 会議棟
受講料:無料
主催 協力:健康・省エネ住宅を推進する国民会議、シックハウスを考える会

高齢化・長寿化が進展する日本では、「健康住宅」という名称を耳にする機会が増えてきました。医学的には、住宅と健康に関するエビデンスの蓄積と検証はこれから本格的に進めていかねばならず、「健康住宅」という言葉の仕様に明確な定義が待たれるのが現状です。一方、イギリスでは「住宅と健康の関係」が国の政策になっています。本セミナーでは、イギリスの取り組みの調査報告、日本の医師会・歯科医師会・建築学会関係者との意見交換、これら関係者の協力による自治体と連携した先進的な調査研究報告を通じて、日本の長寿社会にふさわしい住環境・健康住宅について考えます。

~プログラム~

13:30~13:40 イントロダクション
上原 裕之 氏(健康・省エネ住宅を推進する国民会議 議長)

13:40~14:10
「イギリスにおける調査と、自治体と医学、建築学が連携した先進的な調査について」
 伊香賀 俊治 氏(慶應義塾大学 理工学部システムデザイン工学科 教授)

14:20~15:50 パネルディスカッション
「医学、建築学、自治体が連携した日本の長寿社会に必要な住環境を考える」
[パネリスト](順不同)
村上 周三 氏(建築環境・省エネルギー機構 理事長)
江里 健輔 氏(山口県立大学 学長・理事長、医学博士)
松野 秀生 氏(国土交通省 住宅局住宅生産課 住宅ストック活用・リフォーム推進官)
佐藤 礼子 氏(厚生労働省 健康局がん対策・健康増進課 課長補佐)
伊香賀 俊治 氏
[コーディネーター]
上原 裕之 氏

15:50~16:00  質疑応答

3月6日(水)13:30~16:00
申込番号:AC-2
お申し込みはこちらから

11月11日(日)に「健康・省エネシンポジウムIN山口」を開催いたします。

テーマ
医師・歯科医師・建築業界が連携し、居住衛生(住宅の衛生環境を改善して健康を守ること)を重視した「健康長寿日本一」の推進と、「やまぐち健康・省エネ住宅」の推進による地域活性化を目指して

開催趣旨
医師法・歯科医師法の第1条では、「医師・歯科医師は、医療・歯科医療及び保健指導をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。」と定めています。一方、免疫力の弱い高齢者や乳幼児が長い時間を過ごす場である「住宅」に関しては、建築基準法では健康に触れているものの、住宅を設計する建築士について定めている建築士法では全く触れられていません。本来、住宅における公衆衛生の担い手でもある建築業界が、医師・歯科医師から学び、居住衛生について共に考えることで、「シックハウス症候群」「ヒートショック」「熱中症」などの住宅における健康問題を減らしていくことができるのではないでしょうか。
山口県は、日本海側を中心に過疎化や高齢化が進み、大きな課題を抱えている半面、瀬戸内海側は日本を代表する先端技術の企業を有し、幕末の志士の精神が残っているという良い面があります。だからこそ山口県は、公衆衛生に関わる「医師」「歯科医師」「建築業界」および優れた建材である木材を生産する「林業者」が連携することで「居住衛生を改善して健康を守る」とともに、地域材を活用し、医師と連携した健康に特化した山口ブランドの住宅である「やまぐち健康・省エネ住宅」の推進による地域活性化についても、大きな可能性を秘めています。こうした業界や専門家の枠、地方と中央の枠を超えた連携で、山口県の健康長寿と地域活性化を目指します。

開催日時及び開催場所
(1) 開催日時  平成24年11月11日(日) 14:00~16:00
(2) 開催場所  翠山荘 大会議室(カトレア)
〒753-0056 山口県山口市湯田温泉3-1-1
電話 083-922-3838

~プログラム~

開会あいさつ 14:00~
やまぐち健康・省エネ住宅推進協議会副会長

来賓あいさつ 14:02~

講義1 14:10~
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授 伊香賀 俊治氏
「「CASBEE」と地域材・財を活用した日本一の山口型健康省エネ住宅による地域活性化の可能性について」

講義2 14:40~
山口県立大学学長(医学博士) 江里 健輔氏
「山口県における日本に先駆けた住宅と健康の関係調査とその啓発を行う重要性について」

休憩 15:00~

パネルディスカッション 15:05~

「医師・歯科医師・建築業界が連携した公衆衛生とそれに裏付けられた地域材を活用した
『やまぐち健康・省エネ住宅』による健康長寿日本一と、山口県の活性化を目指して」

パネラー)
山口県知事  山本 繁太郎氏
内閣官房参与  和泉 洋人氏
社団法人山口県医師会専務理事  河村 康明氏
社団法人山口県歯科医師会会長  右田 信行氏
山口県ビルダーズネットワーク会長  安成 信次氏
長門市長  大西 倉雄氏
宇部市長  久保田 后子氏

司会)
NPO法人シックハウスを考える会理事長  上原裕之

閉会 16:00

主催
NPO法人 シックハウスを考える会

共催
一般社団法人健康・省エネ住宅を推進する国民会議
やまぐち健康・省エネ住宅推進協議会

後援(予定)
山口県、山口市、宇部市、長門市、周南市、社団法人山口県医師会、社団法人山口県歯科医師会、山口県ゆとりある住生活推進協議会、山口新聞社、NHK山口放送局、KRY山口放送、宇部日報社他

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健康・省エネシンポジウムIN高知 平成24年7月21日(土)

テーマ
医師・歯科医師・建築士が連携し、居住衛生(住宅の衛生環境を改善して健康を守ること)を重視した「健康長寿日本一」の推進と、「こうち健康・省エネ住宅」の推進による地域活性化を目指して

開催趣旨
 医師法・歯科医師法の第1条では、「医師・歯科医師は、医療・歯科医療及び保健指導をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。」と定めています。一方、免疫力の弱い高齢者や乳幼児が長い時間を過ごす場である「住宅」に関しては、建築基準法では健康に触れているものの、住宅を設計する建築士について定めている建築士法では全く触れられていません。本来、住宅における公衆衛生の担い手でもある建築士が、医師・歯科医師から学び、居住衛生について共に考えることで、「シックハウス症候群」「ヒートショック」「熱中症」などの住宅における健康問題を減らしていくことができるのではないでしょうか。
高知県は、全国に先駆けて過疎化や高齢化が進み、大きな課題を抱えている半面、日本一の森林県であり、人が良く、助け合いの精神が残っているという良い面があります。だからこそ、高知県は、公衆衛生に関わる「医師」「歯科医師」「建築士」および優れた建材である木材を生産する「林業者」が連携することで「居住衛生を改善して健康を守る」とともに、地域材を活用した健康に特化した高知ブランドの住宅である「こうち健康・省エネ住宅」の推進による地域活性化についても、大きな可能性を秘めています。こうした専門家の枠を超え、地方と中央の枠を超えた連携で、高知県の健康長寿と地域活性化を目指します。

開催日時及び開催場所
(1) 開催日時  平成24年7月21日(土) 14:30~17:00
(2) 開催場所  高知市立自由民権記念館  民権ホール
〒780-8010 高知県高知市桟橋通4丁目14-3
電話 088-831-3336 

~プログラム~

開会あいさつ 14:30~
こうち協議会会長

来賓あいさつ 14:35~

講義1 14:45~
林野庁林政部長  末松広行氏
「日本の林業・環境の為、高知県の新たな取り組みに期待する」

講義2 15:00~
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授 伊香賀 俊治氏
「土佐町における調査と高知県の今後の可能性について」

講義3 15:25~
一般社団法人健康・省エネ住宅を推進する国民会議
(株式会社ミサワホーム総合研究所 取締役) 栗原潤一氏
「地域材を使った日本1の高知型健康省エネ住宅実現のポイント」

休憩 15:50~

パネルディスカッション 16:00~

「医師・歯科医師・建築士が連携した公衆衛生とそれに裏付けられた地域材を活用した『こうち健康・省エネ住宅』による健康長寿日本1と、高知県の活性化を目指して」

パネラー)
高知県知事  尾﨑 正直氏
林野庁林政部長  末松 広行氏
高知県医師会 会長  岡林 弘毅氏(代理予定)
高知県歯科医師会 常務理事  野村 圭介氏
高知県建築士会 会長  依光 成元氏

司会)
NPO法人シックハウスを考える会理事長  上原裕之

閉会 17:00

主催
NPO法人 シックハウスを考える会

共催
一般社団法人健康・省エネ住宅を推進する国民会議
こうち健康・省エネ住宅推進協議会

後援(予定)
高知県他

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健康・省エネシンポジウムIN経団連V @平成24年5月23日(水)

お申込み用紙はこちら

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一般社団法人化記念パーティのご案内

シンポジウム終了後、主催者である「健康・省エネ住宅を推進する国民会議」が本年4月に一般社団法人となることを記念するパーティーを下記の通り開催します。是非ご参加くださいませ。

日時:
平成24年5月23日(水) 17時30分~19時00分(シンポジウム終了後)

場所:
大手町サンケイプラザ
住所 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2
電話 03-3273-2258~9

参加費:
8,000円

出席予定:
和泉 洋人様(内閣官房地域活性化統合事務局長)
村上 周三様((独)建築研究所理事長)
尾﨑 正直様(高知県知事(こうち協議会顧問))
江里 健輔様(山口県立大学学長
(やまぐち協議会会長・医師))
大久保満男様(日本歯科医師会会長)
今村 聡様(日本医師会常任理事)
東瀬 幸枝様(日本主婦連合会会長) 他

お申し込み方法:
<FAXかメールでお申込みください>
E-Mail milk@sickhouse-sa.com
FAX 0743-79-9153
お申込み用紙はこちら

3月7日(水)14:00~17:00 建築・建材展2012セミナーを開催します

「『地域が主役』で作り上げる健康・省エネ住環境 ― 住民と建築士、医師が連携して健康長寿を築く」


会場:東京ビッグサイト 会議棟
受講料:無料

健康増進や環境への配慮として、住宅の断熱・省エネ化への関心は年々高まっており、2011年7月末に一旦終了した住宅エコポイント制度も再開しました。また、地域活性化の柱として 「健康・省エネ住宅」推進に取り組む地方自治体も増えつつあり、各地で少しずつ成果も上がってきています。その際ポイントとなるのが、地域住民、建築士、および医師の三者連携です。本セミナーでは、「健康・省エネ住宅」のメリットと現状、および地域での取り組み事例などについて議論を深めます。(上原 裕之 氏=健康・省エネ住宅を推進する国民会議 議長)

~プログラム~

14:00~14:10 イントロダクション
上原 裕之 氏(健康・省エネ住宅を推進する国民会議 議長)

14:10~14:40
「健康・省エネ住宅で実現できること」
岩前 篤 氏(近畿大学建築学部教授、学部長)

14:40~15:10
「住環境と健康の関連性」
杉田 隆博 氏(大阪府医師会勤務医部会 顧問)

15:20~16:50 パネルディスカッション
「地域活性化をもたらす健康・省エネ住環境の基盤づくり」
[パネリスト]
広野 ただし 氏(参議院議員、民主党・健康・省エネ住宅推進議員連盟 会長)
鈴木 大隆 氏(北海道立総合研究機構建築研究本部 北方建築総合研究所 環境科学部長)
岩前 篤 氏
杉田 隆博 氏
[コーディネーター]
上原 裕之 氏

16:50~17:00  質疑応答

お申し込みはこちらから

「地域材(人・材)を活用した健康・省エネ住宅推進」による県民の健康増進と地域活性化を考える山口セミナー(第3回)

場所:山口県セミナーパーク
〒754-0893 山口県山口市秋穂二島1062
TEL:083-987-1410
日時:平成24年2月19日(日) 13時~15時半

~プログラム~

13:00~13:45
>山口県における健康・省エネ住宅普及の意義を考える
 ~住宅の高断熱化と木質内装化が居住者の健康に与える影響に関する全国調査からわかったこと~
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授 伊香賀俊治氏

~13:50 質問

13:50~14:35
>「環境モデル都市・北九州市における健康コミュニティ調査報告」
北九州市立大学国際環境工学部准教授 白石靖幸氏

~14:40 質問

~14:50 休憩

14:50~15:20
>「住と医療が協力した取組み」
NPOシックハウスを考える会理事長/健康・省エネ住宅を推進する国民会議議長 上原裕之氏

~15:30 質問

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健康・省エネ住宅推進セミナーin長野(第3回/全3回)

会場:県松本勤労者福祉センター
日時:平成23年12月11日(日) 午前10時~12時(開場9:30)
会費:無料

~プログラム~

1)~住宅研究の立場から~ 近畿大学建築学部教授 岩前篤氏
「諸外国の住宅における健康との関係調査と健康省エネ住宅の実際」(予定)

2)~木材住宅供給の立場から~ 平成23年度長野県木材青壮年団体連合会会長 小林稔政氏
「木材を多用した住宅の健康影響調査事例の紹介」

3)~医療の立場から~ みのしまクリニック院長 簑島宗夫氏
「健康寿命延伸には住宅改善も不可欠」

4)~住と医療が協力した取組み~ NPOシックハウスを考える会理事長/健康・省エネ住宅を推進する国民会議議長 上原裕之氏

■住宅によって高齢者や幼児が健康を維持し、病気を予防することができるのです。

■NEB(ノン・エナジー・ベネフィット)…
省エネだけではなく断熱住宅の健康面の効用にも関心が高まっています。
前回のセミナーを受けて、健康に注目したこれからの低炭素社会・高齢化社会に求められている住宅を検討していきます。
環境だけでなく健康へも負荷が少ない住宅で、人から地域へ活性化の波を起こします。

「地域財(人・材)を活用した 健康・省エネ住宅推進」による 県民の健康増進と地域活性化を考える 山口セミナー(第2回)

日時:
平成23年10月9日(日)

場所:
〒754-0893
山口県山口市秋穂二島1062
山口県セミナーパーク セミナールーム

TEL:
083-987-1410

~プログラム~

第1講義
「諸外国の住宅における健康との関係調査と健康省エネ住宅の実際」
近畿大学 建築学部 学部長 岩前 篤 氏

第2講義
「住宅の断熱と健康調査の実際(全国の現地調査から)」
株式会社エクセルシャノン 経営企画室 担当部長 齋藤 彰彦 氏

パネルディスカッション
「山口県の医師・建築関係者・生活者が日本の住宅を変える」

≪パネリスト≫
林野庁 林政部木材産業課 課長補佐 赤羽 元 氏
全国消費者団体連絡会 事務局長 阿南 久 氏
株式会社安成工務店 代表取締役 安成信次 氏
近畿大学建築学部 学部長 岩前篤 氏
大阪大学大学院 医学系研究科 講師 中山邦夫 氏
NPO シックハウスを考える会 理事長 上原裕之 氏

※このセミナーは地球環境基金の助成を受けて開催しております。


主催:NPO法人 シックハウスを考える会 

講師紹介

講師 経歴
阿南久 全国消費者団体連絡会 事務局長
日本生活協同組合連合会理事(2001.6~2007.6)
消費者庁参与
内閣府「食品安全委員会」専門調査会委員  原子力委員会「新大綱策定会議」専門委員
厚生労働省「薬事・食品衛生審議会」委員  農水省「食料・農業・農村政策審議会」委員
国交省関東運輸局「関東交通審議会」委員  環境省「特定調達品目検討会」委員
出産後、盛況への加入と同時に生協の消費者活動に参加。以来、食の安全、消費者の権利確立に関わるさまざまな取り組みを先頭に立って推進している。
安成信次 株式会社安成工務店 代表取締役
林野庁 「林政審議会」 委員
日本セルロースファイバー断熱施工協会 理事長  九州木の家づくり協同組合 理事長
山口県ビルダーズネットワーク 会長
山口県にて平成元年から、太陽熱を利用した環境共生住宅(パッシブソーラー)を手掛け、平成8年より、山と連携した「木の家」づくりを始める。現在では、健康・快適・安全をテーマに自然素材型住宅で且つ省エネルギーな注文住宅を年間120棟レベルで供給している。住宅性能表示や長期優良住宅を全棟標準で行うと共に、自立循環型住宅設計ガイドラインをベースに年間一次消費エネルギーを40~50GJに抑えた家づくりを行っている。
岩前篤 近畿大学建築学部 学部長
国土交通省健康維持増進住宅研究会委員
中山邦夫 大阪大学大学院 医学系研究科社会環境医学講座 環境医学 講師
ライフスタイル医学を通して、社会における健康に関しての調査・解析に取り組みを深めている。
現在は、重要なライフスタイルの因子である睡眠と種々の健康指標との関連性、認知症の方におけるける睡眠・活動の関連性、シックハウス症候群におけるライフスタイル・住まい方との関連性の解明に取り組んでいる。
斉藤彰彦 株式会社エクセルシャノン 経営企画室担当部長
経済産業省・総合資源エネルギー調査会審議委員
環境省エココンソーシアム 省エネセミナー講師
「住宅健康読本」の編纂  「家を建てる前に読む本」の編纂
全国の住宅の調査を通じ、住宅の断熱不足による温度差が如何に高齢者を中心とした体の弱い人たちに問題を与えているかを実感。全国でセミナーを開催するとともに、地元山口で高齢の両親のために健康的な家をプレゼント。
上原裕之 NPO法人シックハウスを考える会理事長   健康省エネ住宅推進国民会議 議長
大阪府環境賞 奨励賞  兵庫県生涯研修講師団講師    内閣府 人生の達人
住宅づくりのためのシックハウス対策ノート 編集委員(国土交通省)
社会貢献支援財団 社会貢献表彰   朝日新聞 「人」紹介 その他
1993年自ら建てた自宅兼診療所で「目がしみる」「気分が悪くなる」という症状が起き、保健所、総合病院でもわからなかった原因を住宅の化学物質と特定。「シックハウス症候群」と命名(後に保険病名)、シックハウスを考える会を立ち上げて17年間日本の住宅の健康性能を高めるために奔走。2003年には建築基準法改正で化学物質は規制されたが、住宅の断熱不足による冬場の高齢者の死亡率や病気、介護の可能性、子供に与える影響の対策は海外の先進国でも劣っている点を改善するため、一線の医師、建築、材料等の学者、企業の技術者、消費者団体等の皆さんと「健康・省エネ住宅推進国民会議」を設立。

※敬称略

シンポジウム盛会のお礼とご報告

 この度は、「健康・省エネシンポジウムIN経団連Ⅳ」にご協力、ご支援賜りまして誠にありがとうございました。住宅の断熱化を推進することにより従来のエネルギー削減だけでなく、家族の健康や介護等の負担も減らすNEB(ノンエネルギーベネフィット)可能性についてこれまでにも研究発表を重ねて参りました。

しかし今回はそればかりでなく、過疎に悩む地域の皆さんにとって、地方の「やる気」で地域の住民の幸せに資する一つのアイテムとして地域財(人・材)を活用した「健康・省エネ住宅推進」が地域活性化に繋がることも判ってきました。

今年の基調講演は慶應義塾大学伊香賀教授より「高知県協議会の活動報告」としまして健康・省エネ住宅から地域の活性化への道筋を、近畿大学岩前教授より「住宅健康性の最新情報」としましてエコリフォームの現状と課題などを判り易く、興味深い内容でご講演頂きました。
また昨年に引き続き「健康・省エネ住宅推進議員連盟」から前田武志会長・村井宗明事務局長にもご挨拶を頂きました。パネリストで参加されました国土交通省、環境省、経済産業省、厚生労働省、林野庁の各省庁様と高知協議会の成功と長野、山口のように同様の形での活性化に対する「やる気」を応援することを確認いたしました。

これからも「健康・省エネ住宅を推進する国民会議」の皆様、「シックハウスを考える会」の皆様、そしてシンポジウムにご参加頂きました皆様と一緒に国、国民の幸せに繋がる取り組みをしていきたいと考えております。私共の活動にご賛同頂き、これから共に活動を希望される方は下記「健康・省エネ住宅を推進する国民会議事務局」までご連絡頂けます様、お願い申し上げます。

健康・省エネ住宅を推進する国民会議 事務局
〒575-0013
大阪府四条畷市田原台4丁目6番2号
シックハウスを考える会 内
電話番号 0743-79-9103
FAX番号 0743-79-9153
メールアドレス milk@sickhouse-sa.com

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